在宅医療といっても様々なものがあります。
訪問診療、往診、訪問看護、訪問リハビリテーションなど。
ご自宅で療養される全ての患者様やご家族様のために医師・薬剤師・看護師等がご自宅まで訪問し医療行為を行うことが在宅医療です。
在宅を支えるケアマネジャー様の存在も非常に大きくより連携が求められます。
私たち薬剤師にできることは普段飲んでいる薬を通じて療養生活をより豊かに、より楽にすることだと思います。そのためにも、きちんとお薬を安心して服用してもらうことが求められています。
在宅の現場では私たちの想像を超える現状があります。
服用できていないお薬を大量に余っていたり、症状が出た時だけ服用していたり、服用したこと忘れてしまい続けて服用してしまったり、、、。
そんな現状の中で自分たちに何ができるか?常に考えて在宅医療に従事していきます。
薬剤師の在宅医療の役割は一包化・副作用のチェック・ADL、QOLの向上・残薬の改善・処方提案など多岐に渡ります。
薬剤師として、ご家族様・介護者・看護師・ケアマネジャー様と情報共有し、地域包括ケアシステムの一員として、この薬局に在宅医療をお願いしてよかったと思って頂けるように努力し続けます。
ご自宅のみならず高齢者施設の服薬管理や配達等もお気軽にご相談ください。
どんな方が対象になるの?
・薬局、通院まで行くのが困難もしくは大変
・複数の医療機関からお薬を処方してもらっている
・ご家族やヘルパーさんが代わりにお薬を取りに来ている
・お薬の管理ができない(なにをいつ飲んだらいいのかわからない。など)
・自己調節してしまい、飲んだり飲まなかったりしている
・お薬を飲み忘れてしまう(認知症の方など)
・往診・訪問診療を受けている方
・介護認定を受けている方(認定を受けていなくても可)
※在宅医療は寝たきりの人だけが対象ではありません。
居宅療養管理指導の利用に際し、薬剤師から医師に訪問の依頼することができます。
費用について
・介護保険あり:いつものお薬代+500円程度
・介護保険なし:いつものお薬代+650円程度
※1割負担の場合です。
認知症患者様のご家族様からご依頼を受けて在宅導入した事例です。
ご家族様からは認知機能低下に伴い、服薬管理が困難であり心配であるので困っているとのご相談により、すぐに訪問してみると本人も「認知症の薬どっか無くしてしまった」と混乱している状況でした。
訪問開始時は2ヶ所の医療機関に通院しており、「最近は薬が増えて覚えられない」と嘆いていましたが、一包化してお薬カレンダーにセットしたところ「これでわかりやすくなって本当によかった。色々ご親切にどうもありがとう」と感謝のお言葉を頂きました。
在宅医療こそ我々薬局が力を発揮するための本質が詰まっています。
在宅医療のご相談は桑子宛にご連絡ください。
E-mail: s.k.m.kuwako@gmail.com
TEL:027-343-4193
・話を聞いてみたい!
・どこに相談すればいいのか分からない!
・薬局の在宅はどのようなことをやってくれるの?
・薬がきちんと服用できない!
などなど、どうぞお気軽にご連絡ください。