高崎市にある、のぞみ薬局では障害者グループホーム様の服薬支援・服薬管理も担当しています。
施設職員様が老人ホームほど人数が充足しておらず、職員さんも常に忙しく働いている施設様です。
弊社のブログでもこの記事が良く読まれているので、少し内容を充実させたいと思います。
少しでも関係者の皆様にお力添えできれば嬉しいです。
私たちは服薬管理を担当した当初、ダイソーで売っているお薬カレンダーを利用して服薬管理していました。
ダイソーで購入したお薬カレンダーに職員さんが夜勤中にセットしていたそうです。
訪問を重ねて話し合いをしながら改善したところは以下の点です。
・まずは一包化した分包紙に服用日の日付を印字して服用忘れがないようにする。
・2箇所以上の通院がある方は分包紙を服用日ごとにまとめてホチキスどめをする。
・お薬カレンダーは2週間用のお薬カレンダーを薬局で用意しました。薬局が訪問したときに「その患者さん専用のお薬カレンダー」へ2週間分セットしています。
・飲み忘れの残薬や古いお薬は一旦廃棄・整理し「ほったらかし」になりがちな軟膏も廃棄・整理しました。
・頓服薬は使用頻度を相談し、必要ないお薬は廃棄しました。
・患者様ごとの外用剤BOXを作成しました。
POINTは以下の通りだと感じました。
・服薬管理は誰が見てもわかりやすくすること。またきちんと整理整頓すること。
・グループホーム職員様の業務負担を軽減すること
・誤薬をしないこと
配薬トレイを使用すると、どうしても取り間違えが起きたり、取り揃える作業が発生するので障害者グループホーム様では不向きかなと思いました。
配薬カートはどうしても高額になるので手が出ません。全員が服用しているわけではなさそうです。
こちらの障害者グループホーム様では通院される方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が往診(月2回の訪問診療)に切り替えました。
その結果、職員さんの通院同行や薬局でのお薬待ちの時間を削減することができています。
少ない人材にも関わらず長時間の通院介助や薬局でのお薬の待ち時間は本当にもったいないと思います。
実際にグループホーム大手運営会社と在宅医療で有名な医療法人が提携したようです。
障害者グループホーム様は増加傾向にあります。
・新規入居の時にお薬を整理してくれる薬局
・どのようなお薬を飲んでいて、注意すべき点を共有してくれる薬局
・残薬整理をしてくれる薬局
・急な発熱や季節性インフルエンザの時に必ずお届けしてくれる薬局
・きちんと服薬管理してくれる薬局
これらに対応してくれる薬局はたくさんあります。お困りの方は相談しやすい薬局やグループホームの近くの薬局に服薬管理をしてくれるかなど一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
遠慮なくしてほしいことを相談できれば、必ず業務効率化ができると思います。
また障害者グループホーム様では看護師がいないところが多いそうなので、薬剤師の力を借りながら医療との連携を図ることもおすすめします。
訪問にかかる費用は介護保険がない場合でも医療保険で全て賄われます。
ほとんどの方が医療費はかかりませんので、服薬管理・服薬支援だけでも薬剤師に外注してみてはいかがでしょうか。
相談しやすい薬剤師がいるだけでも受診相談など気軽にできるかもしれません。
薬局jにどのように相談すれば良いのか?
このようなことは薬局でお願いできるのか?などお困りやお悩みがありましたら『お問い合わせ』よりご連絡ください。
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